2024年10月、ポケトークに5年ぶりとなる新製品「ポケトークS2」シリーズが発売されました!
そこで2019年発売のSシリーズと新製品のS2シリーズは何が違うのかを調べてみたところ、主な違いは4つでした。
- S2シリーズでは双方向に自動通訳が可能になった
- S2シリーズでは対応国/地域が170に拡大(Sシリーズでは140)
- S2シリーズではバッテリー性能向上により待ち受け時間がUP(充電時間は短くなった)
- S2シリーズの方が本体価格が4,000~5,000円ほど高い
上記のようにSシリーズとS2シリーズはいくつか違いがありますが、旧モデルだからと言って極端に劣るというわけでもありません。
もしどちらがいいか悩む場合は、
- よりスムーズな会話を楽しみたい、長く会話のやり取りがしたい、という方はS2シリーズ
- 旅行先のお店やホテルの受付などで少し使う程度、という方はSシリーズ
と検討するのがおすすめです!
ここからはSシリーズとS2シリーズがどのように違うのかを詳しく解説していきますね。
▼ 【ポケトークS2 Plus】双方向自動通訳でもっと自然な会話を!バッテリー性能向上で待ち受け時間もさらに長持ち
▼ 【ポケトークS Plus】旅行先でのちょこっと使いならリーズナブルに買える旧シリーズがおすすめ

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ポケトークSとS2の違いは?
ポケトークのSシリーズとS2シリーズの違いをわかりやすく表にまとめてみました。
![]() S2シリーズ (2024年10月発売) | ![]() Sシリーズ (2019年11月発売) | |
公式サイト上の価格(税込) | S2(写真左):36,300円 S2 Plus(写真右):39,930円 | S(写真左):32,780円 S Plus(写真右):34,980円 |
双方向自動通訳 | ![]() | 非対応 |
対応国/地域 | 172 | 145 |
連続待ち受け時間 | S2(写真左):179時間 S2 Plus(写真右):213時間 | S(写真左):132時間 S Plus(写真右):192時間 |
冒頭でも述べた通り、ポケトークのSシリーズとS2シリーズでは主に上記の4項目に違いがありました。
各項目について解説していきます。
違い①:価格
![]() S2シリーズ (2024年10月発売) | ![]() Sシリーズ (2019年11月発売) | |
公式サイト上の価格(税込) | S2(写真左):36,300円 S2 Plus(写真右):39,930円 | S(写真左):32,780円 S Plus(写真右):34,980円 |
ポケトークのSシリーズとS2シリーズの主な違い1つ目は価格です。
新しいS2シリーズはバッテリー性能の向上や双方向自動通訳が可能になったことで本体価格が数千円ほど高くなっています。
ポケトークS2はSよりも3,520円高く、ポケトークS2 PlusはS Plusよりも4,950円高くなりました。
(あくまで公式サイト上の価格であるというのと、S2シリーズはまだ新しい製品なので実質の販売価格はこれから変わっていく可能性があります)
多少、機能・性能が落ちても良い、それほど頻繁に使うわけではないということであればリーズナブルに買えるSシリーズを選ぶのもひとつです。
▼ 【ポケトークS Plus】旅行先でのちょこっと使いならリーズナブルに買える旧シリーズがおすすめ
違い②:双方向自動通訳の有無
![]() S2シリーズ (2024年10月発売) | ![]() Sシリーズ (2019年11月発売) | |
双方向自動通訳 | ![]() | 非対応 |
ポケトークのSシリーズとS2シリーズの主な違い2つ目は双方向自動通訳の有無です。S2シリーズのイチオシ機能とメーカーも謳っています。
2019年発売のSシリーズでは翻訳の方向を変える時(例:自分が話したあと、相手に話してもらう時)、下画像にある真ん中の矢印を毎回タップする必要がありましたが、S2シリーズでは予め設定で双方向自動通訳をONにすることで矢印をタップする手間が不要になりました。
地味な変更点に思われるかもしれませんが、矢印をタップするというひと手間が省けることで以下のようなメリットがあります。
- 会話の流れを中断させないので、よりスムーズなコミュニケーションが取れる。
- テンポ良く会話できることで感情的な表現も取りこぼすことなく伝えることができる。
- 荷物などで手がふさがっている時でもストレスなく使うことができる。
以上の点から、ビジネスシーンなど外国人と長く話すシチュエーションが想定される場合や、接客のためスムーズなやり取りがしたい場合、最低限のやり取りではなく外国人とのコミュニケーションをより楽しみたい場合には新製品のS2シリーズがおすすめです。
逆に、旅行先のお店やホテルなどで必要最低限の会話ができれば良いという場合はSシリーズでも十分に事足りるでしょう。
ちなみにSとS2それぞれのシリーズで「Plus」と付いているものと付いていないものがありますが、違いとしてはPlusが付いている方が画面が大きいため翻訳結果が見やすいのと、連続待ち受け時間が長い点、です。対応言語や翻訳性能としては同じです。(下画像の右側がPlus)
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違い③:対応国/地域
![]() S2シリーズ (2024年10月発売) | ![]() Sシリーズ (2019年11月発売) | |
対応国/地域 | 172 | 145 |
ポケトークのSシリーズとS2シリーズの主な違い3つ目は対応国/地域です。
ただ、注意が必要なのはSシリーズでは対応しているが、S2シリーズでは対応していない国/地域もあるという点です。
下の地図を見るとSシリーズだけが対応、S2シリーズだけが対応、全機種が対応、と分かれており、S2シリーズを選んでおけばSシリーズのエリアも全て対応しているというわけではありません。
詳細についてはポケトーク公式サイトの「よくあるご質問」に記載されています。
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違い④:連続待ち受け時間
![]() S2シリーズ (2024年10月発売) | ![]() Sシリーズ (2019年11月発売) | |
連続待ち受け時間(充電時間) | S2(写真左):179時間 S2 Plus(写真右):213時間 | S(写真左):132時間 S Plus(写真右):192時間 |
ポケトークのSシリーズとS2シリーズの主な違い3つ目は連続待ち受け時間です。
旅行先などでは充電できるタイミングがなかなかなかったりするので、バッテリー切れの不安を少しでも軽減したいですよね。
ポケトークS2はSよりも約1.35倍に、ポケトークS2 PlusはS Plusよりも約1.1倍待ち受け時間が長くなりました。
▼ 【ポケトークS2 Plus】双方向自動通訳でもっと自然な会話を!バッテリー性能向上で待ち受け時間もさらに長持ち
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ポケトークSとS2の共通点は?
ポケトークのSシリーズとS2シリーズの共通点は次のとおりです。
- 74以上の言語に対応
- カメラ翻訳機能
- グローバル通信機能
- クラウドベースのエンジン搭載
1つずつ詳しく解説していきますね。
共通点①:74以上の言語に対応
音声とテキストに翻訳できる言語は74、テキストのみに翻訳できる言語は11で、世界中の広い地域をカバーしています。
また、一部言語では訛りや方言にも対応しています。
共通点②:カメラ翻訳機能
ポケトークは会話だけでなく、カメラで撮影した文字を翻訳してくれる機能も付いています。
レストランのメニューや商品パッケージの説明文などを読みたい時に便利に使える機能です。
共通点③:グローバル通信機能
ポケトークにはeSIMが内蔵されており、Wi-Fiなしでも世界中ですぐに使うことができます(月額費用なし)。
Wi-Fi環境ではもちろんWi-Fiに接続して使うこともできます。
※SIMには有効期限がありますが、更新して使い続けることができます(更新費用が必要)。
※Wi-Fiのみのモデルもあるので購入前に仕様をご確認ください。
共通点④:クラウドベースのエンジン搭載
ポケトークはクラウド上の最新エンジンを使って翻訳するため、翻訳機能は常に進化しつづけます。
そのため、ネイティブの語学講師も認める翻訳精度を実現することができています。
(参考:POCKETALK (ポケトーク) S|ソースネクスト)
ポケトークS2シリーズがおすすめな人は?
ポケトークS2シリーズがおすすめな人は次のとおりです。
- 双方向自動通訳でよりスムーズな会話のやり取りがしたい(長くやり取りするシーンや接客シーンなど)
- 最低限のやり取りだけでなく、より豊かなコミュニケーションを楽しみたい
- バッテリー残量を気にせず使いたい
▼【ポケトークS2 Plus】双方向自動通訳でもっと自然な会話を!バッテリー性能向上で待ち受け時間もさらに長持ち
ポケトークSシリーズがおすすめな人は?
ポケトークSシリーズがおすすめな人は次のとおりです。
- 使用頻度が低い、短い会話のやり取りがメイン(旅行先で店員に質問するなど)
- 本体価格を少しでも抑えたい
▼【ポケトークS Plus】旅行先でのちょこっと使いならリーズナブルに買える旧シリーズがおすすめ
ポケトークSとS2の違いを比較!まとめ
ポケトークSシリーズとS2シリーズの違いを解説してきました。
繰り返しにはなりますが、主な違いとしては価格、双方向自動通訳の有無、対応国/地域、連続待ち受け時間の4つでした。
![]() S2シリーズ (2024年10月発売) | ![]() Sシリーズ (2019年11月発売) | |
公式サイト上の価格(税込) | S2(写真左):36,300円 S2 Plus(写真右):39,930円 | S(写真左):32,780円 S Plus(写真右):34,980円 |
双方向自動通訳 | ![]() | 非対応 |
対応国/地域 | 172 | 145 |
連続待ち受け時間(充電時間) | S2(写真左):179時間 S2 Plus(写真右):213時間 | S(写真左):132時間 S Plus(写真右):192時間 |
どちらにするか悩む場合は、
- よりスムーズな会話を楽しみたい、長く会話のやり取りがしたい、という方はS2シリーズ
- 旅行先のお店やホテルの受付などで少し使う程度、という方はSシリーズ
と検討するといいですよ。
ポケトークで外国の人とのコミュニケーションをもっと楽しく思い出深いものにしたいですね!
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